2011年明けまして、おめでとうございます。


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昨年いろいろと皆様にご支援頂きありがとうございました。

今年も相変わらず、IEF2011をご支持ご支援宜しくお願い申し上げます。

IEF2010 尾崎大吾選手のIEF感想Day1


[IEF2010]IEF感想Day1

早くも一ヶ月以上経ってしまいましたが、IEF2010の感想記です。
選手としての話はIEFの提出レポートでまとめましたが、
それとは別に、大会参加への個人的な感想や現地写真もたくさんあるので、
こちらのブログで感想書いていこうと思います。

10月26日 成田出発~北京到着


初日の予定は午後5時に成田空港に集合し午後7時の便で北京に向かい、そこで一泊するというもの。
当日は午後5時集合だったので余裕を持って午後4時頃に成田空港に到着しました。関東のCSメンバーことTwistさん、Barusaさん、XrayNさん、Starbucksさんともここで合流。ほぼ同じ時間に空港に着いたみたいです。ちなみに関東組は自分とCS4人と松井さんを入れて6人、関西組はENZAさんとSoniaさんの2人です。

TwistさんとBarusaさんは去年のIEFでも一緒だったので会うのが楽しみでした。XrayNさんはぬるま湯と配信をよく観ていたのでどういう人なのか気になっていたんですが、落ち着いていて人生経験が豊富な感じがしました。どうでもいいですがダウンにニット帽が似合いすぎててTwistさん以上にロシア人っぽかった気がします。最年少のStarbucksさんは17歳で今回が初めての海外経験だとか。自分もちょうど17の頃WCGでドイツに行ったことを思い出しました。あの頃の自分は今よりも色々とアホだったなあ。

まだ移動時間まで少し時間があったので一旦別れて空港内のデパートで時間を潰してから、再び皆さんと合流。このときに松井さんからZOWIEのデバイスの提供をいただきました。チェックインを済ませて税関を通った後、CSメンバーと一緒に売店に寄りましたが、基本的にはビジネスマン向けの品物が多い感じ。それから空港内でCSメンバーとカレーを食べましたが、100円で売られているレトルトカレーのような味。確かにこれで1,000円は無い…。そういえば今回の機内食もカレーでした。
余談ですが、IEF2009韓国大会に行ったときも機内食が行き帰り共にカレーだったことをよく覚えています。行きはいつも食べているような日本風の味付けでしたが、帰りの味が何かおかしい。一口食べたら舌が熱かった。よくみたらルーに唐辛子がかかっている。こりゃたまらんと口直しに漬物を食べたらそれにも唐辛子がかかっている。水を飲みつつなんとか食べきりましたが、この辺に手を抜かないところにも韓国プロゲーマーの強さに繋がるものがあるのかもしれません。
時間が近づいてきたので飛行機に乗り込むと、席順は窓側から松井さん、Twistさん、自分で、後ろの席にXrayNさん、Starbucksさん、Barusaさんの順になっていました。フライト中はレポートのことを考えてノートにその日の行動を書き込んでおく。ただ、今回は荷物にならないよう、機内で読む本等を持って行かなかったので時間を少しもてあます形になってました。また松井さんに現地の情報や、TwistさんにCSの話や気持ちの切り替えの話を聞いたりしつつ、北京に到着。午後11時前、時差-1時間なので日本では12時。チケットでは21:55着と書いてあったので1時間ほど遅れがあったようです。


空港にかかっていた中国の民族画

 さて到着した北京空港ですがとにかく広いというのが第一印象でした。中国だからという先入観があったせいかわかりませんが、成田はもちろんのことドイツと韓国の空港と比較してもホールの広さが半端なかったように思います。一方でチームリーダーとして海外経験豊富な松井さんはこの広さにも慣れている様子。

空港では宿泊ホテル用のバスが用意されている手筈だったんですが、空港側にトラブルがあったのか、バスが用意されていなかったようでカウンターの人達が頭を抱えていました。飛行機の遅れが影響していたんでしょうか。結果30分ほど待ってからバスの連絡がありました。他にもバスを待っていた宿泊客達と一緒に乗り込み、深夜の道路を15分ほど揺られつつホテルに到着。この時点で午前0時半でした。
北京のホテル到着時の様子

ホテルに関しては2009年のIEF韓国水原大会時のホテルがいろんな意味で新鮮だったので何が起こっても動じないつもりでしたが、今回は玄関からしてとても豪華なホテルだったので感激でした。
ENZAさんとSoniaさんは既に到着していて宿泊中とのこと。2人部屋が3部屋だったので、CS組が二組に分かれ、自分は松井さんと一緒の部屋になりました。
部屋に荷物を置き、自分が先にシャワーを浴びると、しばらくして松井さんの頼んだルームサービスを届けにホテルスタッフの方が2人入ってきました。そのときの服装がなぜか私服で少しびびる。というのも中国出発前に予備知識として「中国のホテルでは夜に女性が部屋に入ってくることがある」ということを覚えていたため。少し戦慄を覚えたもののどうやら普通のホテルスタッフだったようです。
しかしルームサービスで持ってきた炒飯と餃子の量が多い。どうみても2~3人前ある。さすがに食べきれないのでCS組に持っていくもののやはり量が多いので困っている様子。そんなこともあったものの、疲れがひどくたまっていたのでベッドで休んで初日を終えました。
投稿者 nemuke 時刻: 21:03
ラベル: 

 

IEF2010開会式と試合の写真


IEF2010の選手受付と学生ボランティア達

開会式の会場風景

IEF2010レポート  Twist選手


IEF2010 in China.

 

Day.1 “Twist, Let’s Play Some CS” (c)by Barusa

朝6時ころに東京駅でBarusa君と待ち合わせしました。中国への飛行機が19時出発になっていたので、12時間もありました。お昼までにネットカフェーでCSやろうとBarusa君に言われましたので、Starbacks君を誘ってそちらに向かいました。Stabaくん来るまでに、1試合をやって、その後3人で朝ごはんを食べに行きました。僕は夜中ずっとバスに乗って、寝られなくて、Baru君とStaba君は寝不足で皆は低テンションでした。それにも関わらず、飯食いながら、色々話して楽しんでいました。朝飯終って、ネッカフェーへ戻ってまた試合しようと思いましたが、席に着いた5分後に、右に座っていたバル君の方から鼾が聞えました=))(作戦を考えていたかもしれないですw)。30分後に、彼は起きて「腹へったぁ」と言って、カップラーメンを買いに行きました...

午後には、途中でRay君と待ち合わせして成田空港へ向かいました。空港では松井さんとWarCraft3の日本代表のNemukeくんと合流しました。松井さんからZowie様のデバイス選手全員分を頂きました。飛行機に乗って。出発の遅れがあって夜の12時ころに北京へ到着しました。そのままホテルの登録を行い、バスに乗って、ホテルへ深夜の1時にチェックインしました。

 

Day2. “Kokesi-style”

北京発―武漢行きの飛行機が午後15時の予定になっていたので、僕とRay君は余裕で朝ご飯を寝坊して、11時頃に起きました。風呂へ行って軽く準備して昼飯を皆で食いに行きました。その時に、初めて選手全員が集まりました。1年ぶりにEnza君と会って、彼は元気で生きていて良かったw。その日天気も良かったし、僕たちも皆元気で話しました。Starbucks君のコケシ顔について冗談が多かった=)。その後、空港のバスを待っている間、写真撮りながら時間つぶしたりしました。

武漢市で陳さんとIEFのボランティアの人たちが迎えに来てくれました。お互いに挨拶と紹介して、バスに乗りました。去年とかと同じように、IEF関係者やチームマネージャのホテルと選手のホテルが分かれていたので、それぞれのホテルへ行きました。ホテルチェックインと同時に先週登録が行われましたが、チェックインの時に何故か自分だけのホテルルームを準備していなかった。何とか僕もチームのメンバーであることを説明し、シングルルームを頂きました。

その日、まだほかの国の代表はほとんどだれもホテルに来ていなかったので、寂しく飯食って、僕のルームで夜中までに話していました。

 

Day3+Day4:

3日目は、特に何も予定がなかったし、ある理由で(?)日本選手はホテルから出歩きは禁止されまして、暇つぶしで皆にポッカのルールを教えて、2時間くらいやりました。

午後には開会式がありました。IEFは他の大会と違って、韓国と中国の政府が係わって開かれているので、開会式はいつも凄い事になっている。今回も、中国の?有名な歌詞やダンサーが来ていたので面白かったです。

開会式後には抽選がありました。その時、CSとWC3のグループを全部決める予定になっていたのですが、何かの問題でCSだけ決めてホテルへ帰されました。皆さんも知っているように私たちは中国チームのTylooとTyloo.rawと同じグループになりました.

一方では、アジアのTOP3と試合できるから良かったという気持ちもあったが。他方では、グループ突破できる確率が一気に落ちた。寝る前に、皆で明日の試合の打ち合わせをし、元気良く試合できるため早めに寝ました。

試合の詳しい事を他のプレーヤーの方々は書いてくれたので、僕はスキップしますが、自分の感想は負けた理由は色々考えられるし、それがすべて正しいとも言える。ただ単に私たちとの実力差、経験の量の差もあった。ちょっと試合直後には落ち込んでいるメンバーもいましたし、これからモチベーションが大丈夫かなと思いました。負けたことに対して皆それぞれの考えを持っていたように見えました。チームスピリットが感じられませんでした。僕は何よりもその空気をどうにかしたいと思いました。でも、あの時には何ともできることが考えられませんでした。それについて、次の日の夜に色々と皆で話して、チーム内での今まで問題やこれからどうするかなどの問題は多かったので5-6時間もかけてOFFLINEでの初めての反省会?を行いました。その後に、メンバーはルームから出ていたときに「次回、絶対にリベンジする」「がんばるぞ!」のような言葉を聞いて、何よりもうれしかった。

 

最後に、私たちはこの大会に出場できるためにサポートしていただいたZowieさん、陳さん、色々お世話になりました松井さんに、本当にありがとうございました。そして、応援してくださった人たちも、残念な結果で終って申し訳ないですが、君たちのサポートがVae Victisの今後にも大事なことなので、これからもよろしくお願いします。

 

2010年12月1日

 

Alexander ‘Twist’ Kim.

 

IEF2010レポート  尾崎 大悟(Warcraft3部門 ゲームネーム nemuke)  International E-sports/entertainment Festival 2010に参加して


■International E-sports/entertainment Festival 2010に参加して

尾崎 大悟(Warcraft3部門 ゲームネーム nemuke)

 

私は2008年にWCGドイツ・ケルン大会、2009年に同IEFの韓国・水原大会に出場しており、国際大会には3度目の出場となります。

まず、今回の渡航スケジュールは下記の通りです。

——IEF渡航スケジュール——

[10月26日]北京到着

日本出発-北京到着

[10月27日]武漢到着

北京到着-武漢到着-ホテルチェックイン

[10月28日]IEF初日

開幕式-抽選会

[10月29日]試合日

予選会-準決勝

[10月30日]最終日

決勝戦-閉幕式

[10月31日]帰国

北京出発-武漢出発-日本到着

————

以下、主に試合内容と、現地中国の印象の2点についてレポートさせていただきます。

 

試合内容

10月29日の試合当日、会場には午前9時頃に着き、控え室で予選会場の準備を待っていました。抽選会は28日の夜に行われていましたが、何かトラブルがあったようでWarcraft3の組合せは決まっていませんでした。

予選会は午前10時頃から始まりました。Warcraft3の予選会会場はまるで控え室のような、小さな部屋でしたが、1人1台のPCが与えられており移動・設定し直しの必要が無いこと、隣から覗けないように対戦の組合せが隣り合う配置になっていないことから、非常に配慮されていたと思います。過去2回の海外経験でも、場所や機材の不足により1人1台のPCが与えられて期間中ずっと使えるということはありませんでした。

 

セッティング時間は約15分ありました。デバイス等は5分もあれば接続できるので、約10分の時間をゲームのテストに当てることができます。

しかし今回はセッティングに関して、非常に痛いミスをしてしまいました。Warcraft3にはキーボードを自分用に設定したテキストファイルがあるのですが、そのテキストファイルを入れたUSBメモリをホテルに置き忘れてしまったのです。国際大会の舞台にもかかわらずこのような初歩的なミスを犯してしまったのは大変不甲斐なく思います。USBメモリを忘れたことに気付いたのは会場に向かう選手バスの中でした。幸いテキストファイルの設定方法は覚えていたので、バスの中で最低限必要なキー設定を確認し、残りのセッティング時間に復旧を急いだのですが、第1試合の開始には間に合わず、万全ではない状態でプレイすることになりました。

 

予選グループ、試合形式

予選形式はBO1の総当り戦で、私はVorShiX選手(ドイツ)、Fly100%選手(中国)、Nicker選手(ロシア)と同じ組合せになりました。マップの選択方法はお互いに一つずつ苦手なマップを消した後、残ったマップからコイントスで決めるという方法でした。

 

第1試合 nemukeOrcvsVorShiX選手(Night ElfTerenas Stand

第1試合はドイツのVorShiX選手との試合でした。お互いにLaboのクリーピングから始まるこのマップでは一般的なスタートでしたが、その後VorShiX選手の冷静な索敵とハラスでクリーピングを制限され、続く2ndHeroを雇用したハラスにおけるVorShiX選手の冷静な操作によってGrunt3体を失い、大きな差が生まれてしまいました。その後こちらもTier2のユニットを出したものの、カスタムキーの調整不足によりスキル選択とユニットの種類を間違えてしまい、チャンスが無いままNight Elfの強力なユニットであるタロンのアップグレードを許し、敗色濃厚に。相手の本陣を襲うことで挽回を図ったものの、冷静に対応されてゲーム投了となりました。

 

第2試合 nemukeOrcvsFly100%選手(OrcEcho Isles

第2試合は前年のIEF韓国・水原大会の優勝者であるFly100%選手とのOrc対決となりました。お互いに1stHeroにBMを出し、最初はお互いに近くオーガを狩ってレベル2とし、そこからFly100%選手がクリーピングしていたItemshopのジャックに成功しましたが、先にBootsとDustを買われていたことを考えずWWを必要以上に多く使ってしまうという判断ミスを犯しこちらのBMを倒されてしまいました。次に酒場でBMを復活させ、Fly100%選手のBMを倒すことには成功しましたが今度はFly100%選手に酒場でBMを復活され、再びこちらのBMを倒されてしまい、結果Heroのレベル差が大きくつくことになりました。その後の展開でFly100%選手のBMを倒すチャンスはあったものの反応が間に合わず、Heroのレベル差が絶望的となり投了となりました。

 

第3試合 nemukeOrcvsNicker選手(Night ElfEcho Isles

第3試合はロシアのNicker選手です。Nicker選手の出だしはこのマップのスタンダードの一つでMercenaryのAoWのクリーピングでしたが、自分の索敵と判断ミスによりNicker選手のクリーピングに気付かずHeroのレベルに差がつきました。その後Tier2のハラスがきましたがNicker選手のすばらしい操作でユニットに被害を与えられないまま、Tier2の建設を大幅に遅らされ、ようやくユニットを揃えた頃にはタロンのアップグレードが完了しており挽回のチャンスも無くゲーム投了となりました。

 

感想

3戦を通した感想としては知識面に圧倒的な差があったという印象を受けました。操作の種類に関しても、反応速度や複数ユニットの高速操作といった身体面よりも、アイテムやスキルの使い方といった知識面でプロは充実していると思いました。

 

USBメモリを置き忘れてしまったことに関して、これは私の実力不足が表れた形だと考えています。USBメモリを置き忘れたときに備えて複数のUSBメモリを用意しておくといったリスク管理ができていませんでしたし、復旧作業にも焦って効率を落としてしまったこと、審判に対して時間交渉がうまくできなかったこともありました。

 

IEFで出会ったプロゲーマーの印象として、記憶に残っているのはプロゲーマー達全員が国際大会の舞台にもかかわらず、非常に楽しんでプレイしていたように見えたことでした。一般社会よりも厳しいプロの世界で選手寿命が30歳と言われる中、世界的にもまだまだゲームに対する否定的な考えが多いのにもかかわらず、楽しみながらゲームをプレイしている姿には非常に力強さを感じました。

過去2回の経験では強く感じなかったのですが、今回私は各選手の表舞台だけではなく背景も見なければならないと思うと同時に、そういった姿勢をこれから勉強していなければならないと感じました。

 

試合が終わってからは、昼休みに配られたマックを食べてCSの日本代表チームの試合を観戦し、それが終わるとWarcraft3の準決勝までの試合をずっと選手の後ろで観戦していました。Warcraft3の決勝トーナメントはステージ後方のプレイエリアで行われていて、一般人が立ち入るのは禁止されていたようですが、選手だった私は後ろから見ることができました。

高レベルのプレイを生で見るのは驚くほど勉強になり、面白いものでした。画面に映る状況で自分ならどう動くかを無意識に考えさせられる中で、自分よりも圧倒的に強いプロがプレイしていくということで、いわばテストの答え合わせを高速でやっているような感覚でした。

そういったゲーム画面だけの知識は配信やリプレイを見ても多少感じることはできますが、現地ではそれ以上に生の空気というものがありました。キーボードやマウスの使い方はもちろんのこと、特定の場面や試合が終わった時の選手の仕草から精神面も感じ取れましたし、試合後すぐさまリプレイを4~8倍速の高速で観て自分の中で何かけじめをつけていることもわかりました。以上のことから私の推測に過ぎませんが、E-sportsが強い国は生でプレイを観られる環境が充実しているのもその一因ではないかと思います。

 

現地の雰囲気について

ここからIEFの様子や現地中国で感じたことについてレポートさせていただきます。

 

●IEFの運営体制について

10月27日、武漢空港に着くとIEFJapanの陳さんと、現地ボランティアスタッフの方々による出迎えがありました。今回驚いたのが各国代表選手達のバックアップ体制として地元大学生のボランティアスタッフの方々が多数動員されていたことです。明確な数はわかりませんが、全部で300人ぐらい動員されていたと聞きました。過去2回の海外経験と比較しても、ここまで大人数のスタッフが動員されていることはなかったので、何としてでもイベントを成功させるという中国政府の強い意志を感じました。学生をイベントのボランティアスタッフとして動員するのは中国ではよくある光景のようです。ボランティアに参加したことが社会に出たときに実績として評価される仕組みがあり、先日まで開催されていた広州のアジア大会2010でも、学生ボランティアらしき姿を確認することができます。

 

武漢の空港からは1時間ほどかけてホテルに向かいました。期間中、ホテルは選手村のようになっていて、開催地の中国を含むすべての選手が宿泊してました。ちなみに一般の宿泊客らしき人達もいました。

ホテルは10階建てくらいで、日本代表団の部屋は7階でした。今回食事はすべて無料で、朝は1階でバイキング制の朝食があり、昼と夜は4階のラウンドテーブルで中華料理が出されました。

 

10月28日には開幕式があり、IEFの会場はホテルから選手バスで10分ほどの距離です。 開幕式は中国語と韓国語の両方でスピーチが行われ、選手入場の後、マリオやナルト等に扮したコスプレイヤーや、中国・韓国の有名歌手が多数出演し踊りや歌を披露していました。それにしてもこの開幕式は観客がものすごく多く、2階建ての会場の観客席を埋め尽くすほどで、中国の勢いを感じました。

 

現地の雰囲気について

今回、国際交流についてですが、これまで2回の海外経験では尻込みしてしまい殆ど交流できなかったので、今回は自分なりに積極的にコミュニケーションを取るようにしました。そのために覚えておいて役に立ったのが「相手の国の言葉を聞く」ことでした。話題作りの一環なのですが、相手の国に関心を持つことはやはり好意的に受け取られるようです。実際、私も日本語について聞かれたときは日本人であることを実感して、非常に嬉しく思いました。日本と中国は共通する漢字が多いので、自分の本名の中国語発音を教えてもらうといったこともできました。

私の英語力は中学生程度で、洋楽の歌詞を5曲ぐらい覚えている程度のレベルです。しょっちゅう相手の発音がわからなくなり、その都度耳を傾けて、あるいは辞書や筆記を使用して意味を教えてもらう、という非常にスローなコミュニケーションでしたが、言葉が分からないことについて嫌な顔をされるといったことは一度も無かったと思います。過去2回の海外経験でも感じましたが、この手の国際交流イベントでは「言葉が通じなくて当たり前」という価値観が前提としてあるようです。

 

空いた時間にボランティアスタッフの方々にお話を伺ったのですが、主に中国でPCゲームをプレイしている層は、趣味に回せる時間が多い高校~大学入学の男子学生のようです。一方で女性の方は殆どゲームをプレイせず、「ゲームは男性のもの」という常識があるようでした。実際に女性ボランティアスタッフの方にもお話を伺ったのですが、ゲームにはそれほど関心が無いようで、IEFの競技種目についても「どんなゲームなのかわからない」という返事が帰ってきました。

 

ボランティアスタッフの方々が大会のゲームを表現するときに「E-sports」ではなく「Computer Game」または「Game」「Competiton(競技)」という言葉を自然に使っていたことも興味深く思いました。裏付けの無い個人的な印象に過ぎませんが、E-sportsが政治主導で行われてる中国においては、「E-sports」という言葉はあくまでゲームの競技大会を形容するための言葉として存在していたように思います。

 

最終日の様子について

10月30日には決勝戦と開幕式がありました。午前から始まった決勝戦はすべて会場の大スクリーンで中国の実況解説を交えつつ、Counter-Strike、Warcraft3、Starcraft、DOTAの順に行われました。

その中でWarcraft3の決勝戦はFly100%選手(Orc)とInfi選手(Human)の対決となり、奇しくも前回のIEF2009韓国・水原大会の決勝戦と同じ組合せになりました。なお、前回はFly100%選手が勝利しています。1戦目のMelting Valleyはお互いに陣地を拡張しあうロングゲームとなりましたが、Fly100%選手のすばらしい戦闘操作に対し陣地の拡張速度で勝ったInfi選手が勝利しました。2戦目のEcho IslesはInfi選手のラッシュをFly100%選手が冷静に返し1-1とスコアを戻しました。最終戦はTwisted Meadowで、一見奇策にも思えたInfi選手のTowerRushが決まり、それに対して陣地を再構築するというFly100%選手の驚異的な粘りもありましたが、最終的には冷静に陣地を拡張していたInfi選手が勝利しました。

 

すべての決勝戦を終えると閉幕式に移り、開幕式と同様有名な中国・韓国歌手や雑技団の方々が歌や演技を披露しました。

その後表彰式がありましたが、ここで驚いたのは選手だけではなく活躍したボランティアスタッフの方々の表彰式があったことでした。難しいスケジュールの中、サポートしてくださったボランティアスタッフの方々も、いわば大会競技者の1人だと思います。日本代表団専属のボランティアスタッフの方も表彰され、個人的にも嬉しく思いました。

 

会場を離れると別のホテルにてフェアウェルパーティーがあり、ラウンドテーブルで会食し、解散となりました。

その日の夜はVae VictisのメンバーやENZAさんと集まって今後の話し合いを行った後、10月31日の朝8時にホテルを出発し、日本への帰国の途に就きました。

 

間接的な敗因分析

最後に、試合等の直接的な敗因分析とは別の部分で、自分の何が問題だったのか、間接的な敗因を振り返ってみたいと思います。主な要因は以下の3点だと考えています。

 

1.海外生活や対人等の経験の浅さ

2.ポジティブに思考する技術の不足

3.効率的な勉強術の不足

 

1に関して、3度目の海外で慣れてきてはいましたが、旅とプレッシャーの負担が大きく、ホテルの夜にリラックスして試合に向けて構想を練るべきところを、イメージができないほど疲れてしまったことがありました。外国の、それも世界各国から代表選手が集まる大会では日頃の経験の浅さが負担として表れてしまったのではないかと思います。

 

2に関して、これは昔から自分自身でも感じており、おそらくプロゲーマーと決定的に差がある部分だと思っています。試合中の経験もありますが、一番わかりやすい形で表れたのがUSBメモリを忘れた時の自分の対応の仕方で、大きな失敗をしてしまったという否定的な見方をしてしまいましたが、別の見方をすれば致命的なミスをした状態でどう振舞うか、という貴重な機会だと思います。精神的に強いプレイヤーなら復旧に努めつつもその状況を楽しむことができたのではないかと思います。

 

3に関して、ゲームの知識面など自分はどうすれば効率的に知識を吸収できるのかよくわかっていない部分がありました。プロゲーマーの特徴の一つとしても、現にWarcraft3からStarcraft2に転向したプレイヤーが、覚えることが大量にあるにもかかわらず瞬く間にトップクラスのプレイヤーとなっていることからも、多くのプロゲーマーは単なる知識の量だけでなく吸収する速度も早いことが伺えます。そういったプロゲーマー達を生で見たことでなおさら、効率的に知識を吸収していく術を身に付ける必要があると強く感じました。

以上で私のIEF2010参加レポートとさせていただきます。

 

今回は予選全敗という結果に終わってしまいましたが、日本にいては全く経験できないことを経験でき、レポートの執筆も含めて大変貴重な勉強の機会となりました。この経験を糧にして今後の活動に繋げていきたいと思います。

貴重な機会を与えていただいたIEF様、ボランティアスタッフの方々、IEF日本代表の陳龍様、チームリーダーの松井悠様、デバイスを提供してくださったZOWIE GEAR様と株式会社マスタードシード様、そして応援してくださった皆様、ありがとうございました。

 

IEF 2010 レポート  XrayN選手


IEF 2010 レポート

XrayN

初日の予定は成田国際空港から北京へと移動し、現地のホテルで一泊するだけである。関西住まいのため関西国際空港から出発するSoniaを除いた我々Vae Victisのメンバーは上野に14時に集合した。そのまま成田エクスプレスに乗り込み15時には成田国際空港に到着。その後、関東組みを引率する松井氏とWarcraft3日本代表の一人であるNemuke氏と合流。充分なゆとりを持って税関くぐり、搭乗ゲートへと向かった。余談だが、成田空港の搭乗ゲート付近で食べた1000円のカレーは今まで私が食べた様々なカレーの中で最も不味かった。Twistに至っては一口で食べるのをやめてしまったほどである。やはり税関を通る前に腹ごしらえはするべきだ。北京に到着し、ホテルについたのは深夜の1時を回った頃だった。機内で惰眠をむさぼっていたため食事を逃してしまった私は、ホテルのルームサービスで腹を満たして次の日に供えた。

二日目の予定は北京から大会が開かれる武漢へ飛行機で向かい、選手村(大会運営側が出場するプレイヤーのために用意したホテルの事を指す)へ移動する事だ。初日同様に、二日目も移動のみの予定のため11時起床とゆとりある朝を迎え、ホテルの食堂で昼飯を済ましてから14時のフライトのため北京国際空港へと向かった。北京から武漢まで凡そ2時間前後のフライトは、私が寝ている間に終わっていた。武漢の空港に到着すると、今回を含め今までのIEFに日本代表が出場するために尽力を尽くしてくださった陳氏とIEF2010の運営を手助けするボランティアの方々が暖かく迎えてくれた。バスは空港から1時間ほどかけて選手村に到着。ホテルのチェックインをすましてすぐにホテルで用意されている晩飯を頂くことにした。晩餐には日本が一番乗りなのか他の国の選手達は見当たらず、日本代表と運営スタッフのみの参加となった。私は中国には過去に二度カウンターストライクの大会に出場するために訪れているが、その度に驚くほど美味で見たことも聞いたこともない料理を食べているので、こんな事を言うと「お前は何をしにいったんだ」と思われるかもしれないが、今回も食事にはとても期待していた。今回もレシピを訊いて日本で再現したくなるぐらいの旨い料理に何度も出会えて幸せだった。中国の食事はなんとも大衆的で、日本や欧米のように個別に食事が出てこず大円のテーブルの上に様々な料理を置いて自分の皿に食べたい料理をよそっていくというある種のバイキング形式である。食いしん坊で欲張りな私個人としては様々な料理を満喫できるのでかなり好みな様式だ。一緒に食事をしたスタッフの中には武漢に到着したこの日から最終日までお世話になる張氏がいた。彼は若干20歳の大学生で200人近くいるボランティアメンバーのリーダーである。政府主導で行われるIEFにボランティアとして運営に関わろうとするものは多く、希望者を全員参加させる膨大な数になるため大学の成績が良い者順に採用されるそうだ。無論その中のリーダーともなると相当優秀なはずである。これは後述するつもりだが、最終日の前の晩には彼と尖閣諸島の問題を切り口に日中の外交問題やアジア情勢、そして日本人と中国人との歴史見解の相違などについて話し合う機会があり、本当に貴重で価値のある経験ができた。なんにせよ我々日本代表を担当した張氏は、正直日本語が堪能とはとてもいえなかったが我々のために奔走してもらい、貴重な話や意見を聴かせてもらった事を心から感謝したい。

三日目の予定は夕刻に行われるオープニングセレモニー(開会式)と抽選会である。知っての通り、我々がIEF2010に参加した10月の後半は尖閣諸島問題を契機に中国の様々な場所で反日デモが行われており、大会の開催地となった武漢でも我々が到着する数日前に大規模なデモが行われたばかりであったため、日本代表はあまり外出しないよう通達された。そのため観光どころかまともに街を歩く事すらできなかったので部屋で張氏に頼んで購入してきてもらったトランプを使ってポーカーなどを楽しみつつ時間を潰した。夕刻になり日本代表を含めた全選手はバスに乗り込んでオープニングセレモニーのために会場となっている地元の大学の体育館へと向かった。ホテルから会場まではバスで凡そ30分前後といったところだ。会場に到着すると数千人近い人々が会場の前で警備員になだれ込まないように制止されながら何かを待っているようだった。当然中国のe-sportsがそれなりに発展しているのは知っていたが、ここまでの人気を博している事は腑に落ちず、張氏に尋ねたところこのオープニングセレモニーには日本でいう浜崎歩のような国内全土で高い知名度を誇る歌手が多く参加するので多くの人が詰め掛けているそうだ。しかし残念ながらボランティアの時と同様に、会場の規模的に何千人も収容することはできないため大学の成績順に入場を許されるそうだ。中は外から見る以上に広く、その広さは日本女子バレーの世界選手権が行われているような体育館の1.5倍から2倍前後の規模で、最大収容人数は800人から1000人といったところだった。オープニングセレモニーはまずIEF2010の運営にあたる責任者達、つまり中韓の政治家や役人の前説から始まり、続いて各国の代表者一名が自国の国旗を掲げてステージへ上って選手宣誓が行われた。後半になると恐らく中国では相当有名と思われる歌手が次々と登場し自前の曲を披露した。その様はとても華やかで、まるでミュージックステーションの収録を見ているようだった。歌詞が中国語なので何を言っているのかはさっぱりわからなかったが、J-POPとなんら変わりない中高生が好みそうな曲が大半であった。私の興味をひく歌手はほとんど現れなかったが一人だけとても綺麗で澄んだ歌声を持った歌唱力の高い歌手がいて、英語で歌っている歌があれば是非CDを購入したいという感想を抱いた。オープニングセレモニーは2時間ほどで終了し、その後各国の代表者たちは抽選会へと向かった。抽選の結果、我々の相手は皮肉にも開催国の代表であるTylooとTyloo.rawに決まった。私はアジア三強の内の二つと同じグループになり、その上彼らのホームで戦うことになるとはツキに見放されたなと自虐気味に笑った。一見e-sportsにはホーム・アウェイの概念がないように思えるがそれは過ちだ。過去のあらゆる世界大会の結果を隈なく調査すればその概念がe-sportsにも確かに存在していることは明白の事実であると認識できるだろう。

四日目の予定は予選リーグの試合であるTyloo戦およびTyloo.raw戦を消化することである。7時に起床、9時には会場入りし、自分たちの試合の番が来るのを先に試合を行っていた韓国代表であるWeMade FOXの戦いぶりを観戦しながら待った。初戦の相手Tyloo.rawは中国二強の一角であり、またアジアトップ3(中国のTyloo, Tyloo.raw, 韓国のWeMade FOX)だ。私が4dNの頃(今から4~5年ほど前)に注目していたプレイヤーであり、また中国のベストプレイヤーとして知られるAlexの弟子であるSavageがいたのでとても楽しみな一戦だった。中国のCSスタイルはとにかく奇抜である。日本の多くのプレイヤーにとっては欧州、特にCS大国といわれるスウェーデンの模倣が基本となるのでかなり戦いづらい。欧米のトッププロプレイヤーの多くも中韓の作戦や動きは読みづらいと評しているだけあってアマチュアである我々にとって実力差も相まって厳しい戦いとなった。対戦マップはinferno、我々は攻め側であるTスタートとなった。対戦に使用されたマップinfernoは実力差がある程度開くと守備側が最もプッシュしやすいマップである。Tyloo.rawは守備側のCTでありながら我々に対して猛烈なプッシュをしてきた。日本がCS弱小国であることを知っている彼らは自分たちと我々日本代表とのレベル差を考慮して上で早々にプッシュで潰しにきたのだろう。日本でトップに位置する我々にとってそのような圧倒的な実力を有するプロによる強引なプッシュは初体験であり、試合中はそのプッシュの対策の事しか頭になかった。6-9で前半を折り返し、後半はそのまま実力差をひっくり返すことができずに9-16で敗退した。次戦の相手は先ほどの相手であるTyloo.rawとは別チームだが、同じ組織に所属しており中国二強の一角であるTylooだ。初戦と同様にマップはinferno、Tスタート。試合は初戦以上に凄惨なものとなり、いわゆるCSの全世界共通用語「レイプ」(片方のチームがもう片方のチームを一方的に蹂躙する試合のことを指す)であった。スコアだけ見れば9-16と一方的と評するには無理があるラウンド奪取数だが、内容はナメプレイの連続で散々なものだ。このナメプレイに対しては様々な意見が日本国内のCSコミュニティーでは飛び交ったがナメプレイの対象となった私は、無論気分がいいものではないが、特になんとも思っていない。e-sportsが今後発展していくために最も重視しなければならないのは観客にとってのエンターテイメント性だ。自国や自分にとってファンであるチームがあのようなやられ方をすれば憤りを感じるかもしれないが、逆に自国や自分にとってファンであるチームが執行する側であるのならそれを楽しむ者も多くいるだろう。マナーにうるさいプレイヤーが多い日本では理解し難く、紳士的とはとても言いがたいが、一種のエンターテイメント性に対するアプローチの形であるというのが私見である。この考えは世界大会やプロ同士の試合の領域での話しであり、国内の練習試合やアマチュアの大会などに対してではないのであしからず。話が逸れてしまったが、Tylooの強さはまたTyloo.rawとは違った。Tyloo.rawはほとんどAIM勝負で挑んできたが、Tylooの方は素晴らしいグレネードの連携で撃ち合う際、そのほとんどが半白(FBの効果が薄れ辛うじて敵を視認できる状態)かブラインド(真っ白で何も見えない状態)だった。Tyloo.rawとは違ってAIM勝負すらさせてもらえない強さだった。予選敗退という結果に終わったが、私にとって5年ぶりの世界大会となる今大会は今現在の自分および日本のレベルと世界のトップのレベル差がどの程度のものになっているのかを理解する上で良い経験になった。予選の2試合を終えた後は他国のプレイヤー、特にWeMade FOXやTylooのプレイヤーを後ろから観戦して少しでも彼らの技術を盗もうとした。18時過ぎにはようやく全競技の予選が終わりホテルに戻り、各自他国とプレイヤーと交流したりして夜を過ごした。

大会最終日となる五日目の予定は決勝戦および閉会式である。我々が会場に向かった頃は既にCSの決勝は終わっていたので、StarcraftとDotaの決勝戦を見ながら閉会式を待った。オープニングセレモニー同様に責任者達の前説からはじまり、表彰式を終えて閉幕となった。ホテルに戻り、最後の夜の晩餐を済ました後はメンバー全員で今後の活動について4時間前後話し合った。日本ではLANでプレイヤー同士が顔をあわせる機会は中々ない。4-5年前、日本国内でも年に数度世界大会の日本予選が開かれていた頃は少ないもののプレイヤー同士が顔をあわせる機会があった。しかし今現在そういったイベントは開かれても年に1度あるかどうかといったところ。TeamSpeakなどの外部ボイスツールなどのおかげで簡易的に言葉を介してプレイヤー同士が意思の疎通を行っているが、それでは対面して話し合うことができず、また多くの時間をリアルで共有することで生まれる信頼関係というものは育めない。特にRTSやスポーツ系のFPSと違ってチームプレイを必要とするCSではそういった信頼関係やコミュニケーション力は不可欠だ。一時的な4-5時間程度の会議では今までの大きな問題を整理および解決することしかできず、これから降りかかってくるであろう問題の対策などまでは話し合うことできなかった。LANの重要性を強く再認識した。その後はボランティアの中でも日本代表の面々が特にお世話になった方々と交流した。前述した張氏との談話もこの時に行った。勉学に勤しむ中国人の大学生と歴史認識や中国政府の内政の話など興味が尽きない話題で会話は盛り上がりとても良い経験になった。流石に200名のボランティアのリーダーなだけあって博識で、言語という障壁のために話が中々前に進まなかったのが残念でならない。

今回IEF2010に参加させて頂く上でお世話になった松井氏、陳氏、張氏をはじめとしたボランティアの方々、応援してくださった皆様に心から感謝したい。我々はIEF2010で得た経験を生かして次のステップに繋げなければならない。4dNが解散した後の日本の代表チームは解散に次ぐ解散でまともにチームとして機能していない。それでは個人単位ではなくチーム単位で世界という舞台で得た経験を生かすことはできない。我々にとって今後のチームとしての課題や目標を定める上でかけがえの無い大会であったといえる。

IEF2010:緊張が走る中国・武漢で行われたe-sportsイベントグランドファイナル


IEF2010:緊張が走る中国・武漢で行われたe-sportsイベントグランドファイナル (1/4) – ITmedia Gamez

http://bit.ly/ebvxq5

IEF2010 Counter Strake1.6 グランドファイナル参戦レポート Barusa選手


日本から中国に行くまで。

今回は飛行機出発の時間が夕方で、Twistが夜行バスで東京に来る為朝6時から向かえに行き、自分 Twist stabaの3人で新大久保のネカフェでCSをするつもりだった。

新大久保に着いたら目の前に韓国のPCバンがあり、そこに行って話を聞いてみると店員さんが韓国人で韓国語と少しの英語しか話せないので、自分が少し話せる事もあり、韓国語で色々聞くとPCスペックが凄く良くて、料金も5時間1000円 24時間3000円 48時間5000円で、カード制の時間のポイント内であれば別の日に持ち越す事も可能と、凄い良い環境のネカフェであった。

そこでN2Cをやったり少し休憩したりして、秋葉原のArkに出発 今話題のKinzuなどを触ったりして時間が近づいてきて待ち合わせの上野に行きrayさんと合流し、sonia ENZAさんは別の空港から行くので

4人で成田空港へ出発した。

空港に着くとWC3日本代表のnemuke君とも合流し最後の日本を楽しみつつ中国へ出発した。

中国に到着してから。

中国に到着して、しばらくしてからホテルへのバスが出発して1日目は北京に泊まると言う事で北京のホテルに到着した。ホテルに着いた時はもう深夜24時位で、部屋割りは barusa staba – XrayN Twist – nemuke 松井さんだった。

僕はその日朝6時から起きてた事もあり、すぐに風呂に入り、寝る準備をしていたら Twistとかがルームサービスの食事を頼んでて松井さんからも少しおすそ分けが来たのだが、餃子やチャーハンとか色々皆頼んでたみたいで、少し様子見たら1人前が、日本で言う3人前位の量で、味も結構良くびっくりした 値段も割りと安いのが魅力的だった。

次の日の朝ENZA soniaとも合流し、皆で食事をしながら色々話し合ってたのだが、食事する時に水を頼むと、20元か40元位お金を取られるらしくて、日本では水って言ったら無料だけど中国では料金がかかる、 コーラとか2元だが水は20元とかと、結構水は高いみたいだ。

そうこうしてる内に時間になり、北京から大会会場がある武漢に向かう為もう一度飛行機に乗り武漢へと向かった。

オープニングセレモニーと抽選会

IEFは毎年恒例のオープニングセレモニーがあり、自分は3度見る事になるのだが、以外と個人的には好きで、中国や韓国のアーティストが歌を歌ったりダンスのショーをしたりと、言葉は分からないけど楽しめる部分も多々あった。

ホテルの前ではWeMadeFOXとも会い、soloやbailとは前から知り合いで話したりしてたので、挨拶してはなし、TwistはWC3の選手でTwistと同じ言葉を話す選手も来てたので、色々話してたようだ, nemuke君は英語を駆使し、色々な選手はスタッフとコミュニケーションを取ってて、正直自分も勉強して話せるようになりたいと思った。

セレモニーが終わった後大会の抽選会が始まり、組み合わせは、TyLoo TyLoo.raw VaeVictis

WeMadeFOX infragzion tNhyperと別れ、自分達は地獄のグループとなった。

ホテルに帰るなり、全員で同じ部屋に集合し、Tylooに対しての対策を話し合った。

dust2だったらinfeだったらnukeだったらなど、当時の指揮はrayさんで、俺やTwistが色々意見出し合い、1stの癖から何から色々深夜まで話し合った。

そして自分は話し合いが終わりベットに入った後も一人でずーっとイメージしながら、毎度の用に気づいたら寝落ちしてた。

大会日

会場に着き、通訳の方などから大会が始まるまで待ってと言われ待ってて、大分時間もたって少し会場の様子を見たいと話して見に行ったら、何故かtyloo tyloo.rawがセットアップと練習を始めてて、練習も30分とかしてたと思う。自分らもセットアップや練習をしたいと申し出たが、PCがもうないので試合が終わるのを待ってと言われ待つ事に、中に入れたのでtylooやtyloo.raw wemadefoxの試合を後ろで見ながら、彼らのLANでチームとしてやってる事や、個人のプレイヤー対戦相手となるtyloo2チームの情報などを見ていた。

そしてtyloo vs tyloo.rawの試合が終わり、VaeVictis vs tyloo.rawの試合で自分らがセットアップを始めると、5分で終わらせてくださいと言われ、少しそういう部分は考えて欲しいなと感じた、 相手は1試合と、セットアップに30分掛けていたのだ、審判にもう少し時間をくれとTwistが頼んだら15分までなんとか伸ばせた。

初戦 vs TyLoo.raw

mapはinferno 自分達が夜話し合いTwistの分析の元 infernoが一番勝てるだととなり、運良くinfernoを引いた。試合が始まると、自分は今まで4度世界大会に出場している為緊張は無かったが、隣にいるsonia君が凄い緊張してたのが分かって、今となってはもっと試合始まる前にフォローしとくべきだったなと感じてる。

席はsonia barusa XrayN Twist stabaだ、 Tスタートからはじまり、終始tyloo.rawペースだった。

自分が感じたのは今まで日本でやられた事が一度も無いほどの凄い圧迫感 CTで物凄いPushして来て

それは日本でもあるし自分らも使ってるけど、つめる時に相手5人の連携と、グレが半端無い、基本CSは待ってる方が強いので1killをこっちの面子がそれぞれ取る事はあった。でも取る人もいれば取られる人もいるのがCSで、1kill取られた時にそれに対してのこちらのカバーや報告の伝達のレベルが低く、相手は1kill取られて取ってってなった時一番適切な動きを5人がしてくるのでこちらがkill取られてからの動きをしてる時にすでに一番いて欲しく無い位置に位置取りし、倒してくる。

そういう感じで自分達がやりたい事を出来ないまま、試合も終わってしまった。

2戦目 vs TyLoo

mapは同じくinferno この試合に勝たないと予選敗退が決まってしまう。

Tylooに対して、自分がtyloo vs tyloo.rawの試合を見てた時相手のinfeの攻め方を知っていたので

CTならなんとか対策をして行けると思ってたが、Knifeで負けTスタート。

この試合は会場の大モニターで中継され、中国の観客が何百人と見てて、圧倒的なアウェーでのはじまりとなった。

緊張も先ほどよりはほぐれ、少人数戦で勝ったり自分個人1-3か1-4の状況から1-1まで持ってた

その時に会場の観客の中国に対しての声援はもうすさまじく、今まで世界大会に4度出場して初めての経験だった。

1on1になった時自分は相手の位置も大体把握してて、c4が落ちてた c4を取った時点で相手の足音が聞こえたのだが、観客の声援で、そちらに意識が飛び、相手の状況が分かってたのに反対方向に向いて後ろから撃たれると言う。今思えば情けない結果だったが、世界のTOPプロは毎回この様な環境で気にもせずプレイしていると言う事だろう。

そして試合は1戦目と同じように相手が5人で毎回Pushして来て、それに対して何の対策も出来ず、自分個人の中では対策が頭にあったが、それを指揮官に伝える事も出来ず、ずるずると負けて、スコアは8-16で自分達の予選敗退が決まった。

大会が終わって

色々思い返して見ると分かることがあって、Centerラッシュをされて対策できなかったのは何故だろうか、

今まで日本でやってて対策出来た でもまったく出来てなかった。

その理由を色々考えてて分かった事は、まず個人技が5人とももっと上のレベルになる事やAIMは当然だが、一番重要だと思ったのは報告で、詰められて、それに対しての個人での対策するポジションや動きは把握してる、でも詰められると必ずしも全員がkill出来る訳では無く誰かが死ぬことが多く、重要なのはその一人味方が死んだ時、それに大してどういうカバーをすれば良いか、誰がよれば良いか、残った方が良いか引いた方が良いかもっとPushした方が良いか、 この選択肢は色々あり、それを5人が考えるわけである。そうすると5人個々の考え方になってしまい連携が合わなく、あの様な結果になってしまうと思ったTwistがNaviの報告を聞いてて、俺がFOXの報告を聞いてて分かったのはたとえば同じ様なシュチュエーションで大事なのは一人ヤラレタ時に対して、まず死んだ人が自分の状況をどれだけ細かく短縮に、そして死んだ時一番状況が理解出来てるので味方に対して細かい指示が出来る場合指示、それに対して他4人は自分がどういう行動を取るのか、味方がカバーをしに行くって言ったら、今味方が見てる場所が穴になる、言った人は自分で理解してるけど、そういう場面で大事なのはその人もカバーする、CAT空ける。上で言った様な物凄い細かい報告 文章では非常に説明しずらいので今度これに近い講座も開くつもりですが、そういう報告の面で僕たちはただでさえオンラインでずっとやっててレベルが低い。 実際はオフラインで、tylooとか死んだプレイヤーは立ち上がって全員の画面見てそれで全員に報告してたりするし(審判に注意されてたが)まだまだ知らないテクニックなどが多い 自分達のレベルも低い。

でも、報告と言う物凄く大きい課題が見つかったのでそれに向け頑張り、これから自分個人がどこまでCSをやれるか分からないけれども納得して、結果を残して辞めれたら良いなと思っています。

今回大会参加においてサポートして下さった陳さん 松井さん Zowiejp様 ありがとうございました。

世界最大のLEDスクリーンでゲームプレーを楽しむ


hwangbin Benny Hwang 

疯狂玩家包下世贸天阶全球最大LED屏玩网游——2010年11月21日晚,在北京世贸天阶“全北京向上看”天幕上,突然出现玩网络游戏的画面。21日20点40分,一名男子驾车来到世贸天阶全亚洲最大的LED大屏幕下,打开笔记本电脑接上无线网络后,躺在事先准备好的一张躺椅上玩起了网络游戏。
Crazy Gamerが北京のショッピングモール世貿天階の世界最大のLEDスクリーンを借り切りネットゲームをプレー
2010年11月21日の夜、北京のショッピングモール世貿天階の世界最大のLEDスクリーン「北京向上看 the Place」に突然ゲームの映像が映りだした。実は当日の午後20時40分、ある男はこの世界最大のLEDスクリーン「北京向上看」の下に事前に用意されたチェアに腰かけ、ノートパソコンを開き、WiFiに繋げゲームを楽しみ始めたのである。
因みに、世界最大のLEDスクリーン「北京向上看 the Place」は長さ250メートル、幅25メートル。
大画面で気持は良さそう。

IEF2010レポート 千嵜 勇和 ゲームネーム ENZA


IEFレポート

千嵜 勇和

ゲームネーム ENZA

自分は今回のIEFは3回目で2回目の武漢になります。

2008年はCounterStrike、2009年はWarCraftIII、今年はまた去年と同じタイトルのWarCraftでの出場になりました。

今回IEF3度目の出場ということでオープニングセレモニーに日本の旗を持って入場しました国際大会ではナショナルフラグを持ってステージ上に立つのは初めてで正直日中関係の今の現状を考えるとステージ上に国旗を持ってあがると言うのはすごく不安でしたが何事もなく安心しました

オープニングセレモニー自体の内容もプレイヤーも楽しめる内容で毎年恒例の韓国、中国の有名な歌手が来ており楽しかったです

試合当日、日本語通訳さんに日本語が伝わらず英語でのやりとりや、OSが中国語のため何が書いているのかわからずセッティングに時間がかかりました、この辺は去年の韓国運営のほうが素晴らしかったように思います。

CounterStrikeにいたってはゲームクライアントが違法コピーだったようでとても残念でした。

グループ予選

WarCraftIIIの自分のグループはMoon、TH000、Sky、Lynという自分以外どのプレイヤーも優勝してもおかしくないスタープレイヤーという死のグループで自分でも誰が抜けるのかまったく予想が出来ないハイレベルなグループでした。

最終的に自分のグループ結果はTH000 4勝0敗 Lyn 3勝1敗 Moon 2勝2敗 Sky1勝3敗でTH000選手とLyn選手が予選突破になりました。

自分は一勝もできず0勝4敗でした。

グループ予選試合内容

vsSky(Human) TS

1試合目ということもあり緊張しておりまさかのAOWCreepの建設ミスという重大なミスをしてしまい、WardenLv1からのハラススタートになりましたSkyはMKを使用Camp前のCreepをしているのを発見し妨害を試みましたがまったく成果を挙げることができませんでした、そのままSky陣営前の6時の金鉱での戦いでLv1Wardenを失いました

そのままExpantionを取られるという状況になり自分はマスハントでの1st金鉱前にTowerラッシュを仕掛けるもミリティア、用兵Creep返されてそのまま投了になりました。

vsMoon(NightElf) TS

今回の試合は1試合目の反省を生かし2nd金鉱Creepからのスタートで経験地の本も出るというすばらしいスタートでしたが相手陣営に移動中操作ミスでMoon選手のDHに1stAttackを許した状態で戦う状態なのにもかかわらずその場所で戦うという状況判断ミスをしてしまいさらにDHを死なせてしまうという致命的なミスをし2AOWからのマスハントオーダーに切り替えタワーラッシュをするも返されて投了。

vsTH000(Human) TR

DHからのスタンダードなオーダーからのスタートでした最初の緑クリープを狩った後に相手陣営でクリーピングをハラスがTH選手の素晴らしいマイクロによりフットマンによるブロックでAMにうまくマナバーンを打てずダメージリソースを多く貰ってしまい回復しようと引いているときTH選手陣営前の金鉱のクリープをほぼ妨害なしで狩られ無傷でExpationを許してしまいましたTier2に入り即Pandaを雇い2ndにダメージを与えましたが自分のHEROのダメージリソースが多くなり大量に泉を失うことになりましたそのままフットマンとAMのプッシュをTier3まで耐え切れずに投了。

vsLyn(Orc) TM

せめて一勝と思いFood40のTier2入ってNagaを雇いAPタワーラッシュというオーダーを決め手の対戦でしたLyn選手は自分陣営の泉建設を遅らせるためにハラスからのスタートでFoodが20のためしばらくハントが作れない状態が続きましがその後何事もなくしのぎあいてLyn選手陣営2時の右下にタワー3つ建てTier2後にNagaを雇いタワーラッシュを決行しましたがLyn選手のすばらしいマイクロで瀕死のBladeMaster、ShadowHunterをうまく逃がされてしまいそれでいてこちらHEROのDH、Nagaまでやられそのまま返されて投了。

終わった感想としてはやはり練習不足からくる自分のミスの多さが目立っていました今大会自分は1年ほど実生活の仕事でWarCraftIIIをまともにプレイできておらず招待も大会2週間前という過酷な状態でしたが参加できて良かったと思います

自分はこのままゲームをやめようと思っていましたが今回の大会出場でまだ挑戦したいという気持ちが芽生えモチベーションを回復させることができました。

IEF2010のWarCraftIIIは去年と同じで1位Infi選手、2位Fly100%選手、3位TH000選手という中国勢3人の123フィニッシュでした。

今年の招待選手、韓国、中国予選を突破したプレイヤー全員とても素晴らしいプレイヤー達なのにも関わらず2年連続同じプレイヤーの123フィニッシュという中国勢のWarCraftIIIの強さ知らしめる大会でした

最終結果

CounterStrike 1位Tyloo(China) 2位Tyloo.raw(China) 3位WeMadeFox(korea)

WarCraftIII 1位Infi(China)  2位Fly100%(China)  3位TH000(China)

StarCraft 1位Bisu(Korea) 2位Stork(Korea) 3位Vulture(China)

WarCraftIII : Dota 1位EHOME(China) 2位Nirvana.cn(China) 3位LGD.sGty(China)

今回招待、サポートしてくださったIEF様、IEF Japan 陳 龍様 、株式会社グルーブシンク 松井 悠様、ZOWIE GEAR様本当にありがとうございました

もし次回のIEFの日本予選や招待されるなどのチャンスがあれば出場し、優勝を目指したいと思います。